公務員の退職手続きー6自治労

公務員の退職手続きで、自治労関係をまとめました。
自治労=全日本自治団体労働組合ですが、自治体職員の多くの方が加入しているのではないでしょうか。
自治労共済を利用されている方も多いと思いますので、参考にしていただければと思います。

自治労共済の解約

自治労共済は、共済金掛け捨てで解約となります。
私は入庁時に全員加入で月300円払っていました。
自治体によっては全員加入でないのかもしれません。
解約申込書を提出して自治労共済を解約します。

【公式】全労済自治労共済本部

総合共済の退職餞別金

セット共済と呼ばれるものです。
退職時には、退職餞別金があるので確認しましょう。
私は18,000円の退職餞別金が出ました。
共済金支払請求書(退職餞別金)を提出します。

【公式】自治労共済生協総合共済

自治労共済出資金返戻

自治労共済を解約する時は、自治労共済出資金返戻請求書も同時に記入します。

全ての共済制度を解約した上で、自治労を解約すれば出資金残高の全額が戻ります。
退職しても退職者会に入会し、共済の利用を継続する場合は、1,000円を残して残りは返戻されます。

自治労の退職者会への加入

自動車共済・火災共済・親子共済など、在職中に加入していた共済は退職者会に入会することで継続できるものがあります。
加入する際は、全日本自治体退職者会の加入届を提出します。
退職者会の年会費は年3,000円です。

【公式】全日本自治体退職者会

私の場合は自動車保険に入っていたので、退職者会に入会しました。
軽自動車で年5万という格安の保険料で、年末には5,000円ほど還付金がありました。(現在還付金は無くなったようです)
退職者会の年会費を払っても民間の自動車保険より安いと判断し、継続することにしました。

また、退職者会でがん保険や医療保険にも入れます。

その他

遺族附加年金、貸付金事業など、色々と利用している制度があると思いますので、確認してください。
貸付金は残額がある場合、退職金で相殺されると思います。

また、私は3月末で退職しましたが、6月上旬に自治労からカタログギフトが届きました。
餞別とのことで、3万円相当くらいと思います。
結婚式以外でカタログギフトをもらったのは初めてで、意外で嬉しかったです。