サイト丸ごと引っ越し、サイトの一部の引っ越しなど、自分のサイトを再構築したときの忘備録です。
改善したい現状の整理
- Aサイトとaサイトを持っている
- Aサイトのサブディレクトリにaサイトがある
- Aサイト内にa関係の記事が増えた(aサイト内にはa関係の記事のみ)
- Aサイト内の記事の数・・・A関係:a関係=5:5
- Aサイト内の物販収益・・・A関係:a関係=6:4
- Aサイト内のアクセス・・・A関係:a関係=2:8(アドセンス収益も)
- Aサイトからa関係の記事をBサイトに引っ越したい
- aサイトをBサイトに引っ越したい
- つまりAサイトとBサイトそれぞれ独立した専門サイトにしたい
そもそも当初から収益化するつもりでサイト作ってたのに、何でAサイト内にa関係の記事書いたんだよ!w
aサイトがあるにもかかわらず・・・バカ!
ま、初めてのサイトだったし、試行錯誤しながらレベルアップするって・・・言うじゃない?
Aサイトはまだ100記事弱なので傷は浅いうちに。
引っ越しする状況整理
- Aサイトは独自ドメイン
- Aサイトのサブディレクトリにaサイトがある
- Aサイト内のa関係記事及びaサイトの引っ越し先はBサイト
- 新たにBサイトのドメインを取得した
- サーバーは一緒(エックスサーバー)
- AサイトからBサイトに引っ越したいa関係の記事は約50記事
- aサイトは丸ごとBサイトに引っ越す(約30記事)
- つまりBサイト=Aサイト内のa関係記事+aサイト丸ごと
引っ越しする手順まとめ
大まかな流れ
- 引っ越し前の確認事項を全部クリアする
- 引っ越したい記事を引っ越し元でエクスポート
- 引っ越したい記事を引っ越し先でインポート
- 表示をしっかり確認(キーワード、アイキャッチなど)
- リダイレクト設定
- 完了
私の場合(具体的に)
- a関係記事のカテゴリ整理(引っ越したいカテゴリ整理)
- Bサイトにアドセンス入れる
- AサイトでDeMomentSomTres Export有効化
- Aサイトでエクスポート(投稿・カテゴリを絞る)
- aサイトでDeMomentSomTres Export有効化
- aサイトでエクスポート(すべてのコンテンツ)
- Bサイトに4と6をインポート
- リダイレクト設定
- 完了
引っ越し前の確認事項
ワードプレス・プラグイン・テーマを最新にする
不具合が出ないように、最新に更新しておきましょう。
古かったり引っ越し前後でバージョンが違うことによる不具合があったら困ります。
同じプラグインを導入しておく
引っ越し前後で同じプラグインを入れておきましょう。(意図的に導入しない場合は除く)
私の場合、ドメインを新しくして賢威7→アフィンガー4に引っ越しましたが、All in one SEO packを入れ忘れていてキーワードやメタディスクリプションが消えていて焦りました。引っ越し先にAll in one SEO packを入れて有効化したら、再インポートせずともすぐ反映されました。データとしては持っているのに、入れ物が無いよ!ってことなんですね。
ちなみに、テーマは変える可能性があるので、キーワードの設定は必ずAll in one SEO packなどのプラグインを使用した方がいいです。当初、賢威はSEO完璧!ってことで賢威内で設定するつもりでしたが、忠告記事を見てプラグインにしたんです。本当に自分がテーマを変えると思ってなかったですが、プラグインで本当に良かった。テーマに設定してたら初めからやり直しになる?のかな。
バックアップをとる
何かあった時に戻せないと困ります。
プログラム含む全部丸ごとバックアップが安心です。
カテゴリの整理
カテゴリごとに引っ越す場合、カテゴリを整理しておく。
特に下書きとか忘れないように。
引っ越し先にアドセンスを導入しておく
これはサイト次第ですが、アクセスが多くてアドセンス収益が大きいサイトなら、引っ越し先にアドセンスを載せておかないと収益がガックリ下がっちゃいます。
エクスポート手順
ワードプレス標準エクスポート・インポートは力不足
- 引っ越し前後で画像のURLが置き換わらない(元サイトから引っ張ってくる)
- つまり、画像が引っ越してこない
- さらに、アイキャッチも削除される
DeMomentSomTres Exportで解決
DeMomentSomTres Exportというプラグインを、引っ越し前に、引っ越し元サイトに導入して有効化するだけで上記エラーがすべて解決する。私はこれで解決。
DeMomentSomTres Exportを使ったエクスポート手順
- 引っ越し元サイトでDeMomentSomTres Export有効化
- 引っ越し元サイトでエクスポート
- 引っ越し先サイトでインポート
- 念のため画像URLとアイキャッチを確認すること
余談・引っ越しプラグインの違い
あくまで私が調べた範囲です。
DeMomentSomTres Export
- 標準エクスポートの拡張プラグイン
- よって標準エクスポートと置き換わる
- エクスポートしたいものをカテゴリ、作者、ステータス(公開・下書きなど)別に選べる
- 画像問題も解決してくれる
- 一番これが便利なので推奨
Advanced Export for WP & WPMU
- カテゴリ別でエクスポート可
- 画像問題は未検証
Duplicator
- サイト丸ごと移転を想定したプラグイン
- 一部記事の移転には向かない
- 画像問題は未検証
All-in-One WP Migration
- サイト丸ごと移転を想定したプラグイン
- 一部記事の移転には向かない
- 画像問題は未検証
インポート手順
ワードプレス標準インポート
エクスポート時にちゃんとDeMomentSomTres Exportを使っていれば、ワードプレス標準インポートで問題なくインポートできる。
ワードプレス標準インポート手順
- ツール→インポート
- ワードプレス今すぐインストール
- ちゃんとインストールされてるか表示確認
- 終わり
リダイレクト設定の方法
リダイレクトする際の重要事項
リダイレクト設定は、引っ越し「前」で行うこと。
引っ越し前のワードプレスにプラグインを入れる。
エックスサーバーのサイト転送設定も、引っ越し前のドメインを選択して設定する。
これ、ググったけど引っ越し関係の記事30以上くまなく見て1~2記事でしか書いて無くて、初心者だと「で、どっちで作業するんだよ!?」となると思う(わたし)
当たり前すぎるってことか?
大事なところ。
一部の記事のリダイレクト
うちで言うAサイト内のa関係記事
- 「Redirection」か「Simple 301 Redirects」というプラグインを使う
- 又は、エックスサーバーのサイト転送設定を使う(後述)
サイト丸ごとリダイレクト
うちで言う丸ごと引っ越しするaサイトの部分
- aサイトの.htaccessに直接記述する
- 又は、エックスサーバーのサイト転送設定を使う(後述)
余談・リダイレクトプラグインの違い
- Redirection:301、302、307リダイレクト
- Simple 301 Redirects:301リダイレクトのみ
超絶簡単!エックスサーバーでリダイレクトする方法
色々ググりまくって、結局これが一番簡単だった。
何も難しいこと考えなくて1分で終わる。
エックスサーバーで良かったサンクスと思った。
- サーバーパネルのサイト転送設定をクリック
- リダイレクトを設定するドメイン(転送前のドメイン)を選択する
- サブディレクトリから引っ越すならhttp://aaaaa.com/のみでなくhttp://aaaaa.com/bbbbb/と書くのを忘れずに(まさに私)
- おわり
個別記事も設定できるので、一部の記事だけでもサイト丸ごとでも設定可能。
ちなみに、これはドメイン変更時にのみ使えるもので、「サブドメインを含む同一ドメインのURLにはリダイレクト設定はできません、同一ドメイン内でリダイレクト設定を行う場合は.htaccessファイルで設定してください」とのこと。
余談・Googleが推奨する301リダイレクト
Google先生が推奨しているので、よほど引っ越し前のサイトの評価が悪いとか事情が無い限りは必須です。
Google先生は旧URLに対して付けていた評価を新URLに引き継いでくれます。
クローラーが新URLを認識すると、旧URLをインデックスから削除して新URLをインデックスに加えるので、リダイレクト設定をしたら旧URLは削除していいです。
ただし、クローラーが認識してくれていないといけないので、クロールされるまでに数ヶ月かかることもあるみたいだから念には念を入れて一年後くらいに消せば間違いないです。(たぶん半年でも大丈夫)