スマホをICカードリーダーとして使い、今年初めてe-taxで確定申告をしました。
が、最初から紙ですればよかった!と心の底から思った今年の確定申告!笑
四苦八苦したので、来年以降の自分のために忘備録・注意事項をまとめました。
ただの羅列ですが、何か参考になる情報があれば・・・
スマホをICカードリーダーとして使用するならBluetooth内蔵パソコンで
まずはじめに、スマホをICカードリーダーとして使用してe-taxをしようとする方へ、個人的には下記の条件が揃わないなら窓口が混んでいようと紙で確定申告することを絶賛おすすめしますw
- windows10
- Bluetooth内蔵のパソコンがある
- 自分はスマホとかパソコン平均よりは詳しいと思う←
もちろん、e-taxの推奨環境、ICカードリーダーとして使用可能なスマホの対応機種は満たしていることは大前提として話をすすめます。
満たしていてもエラー頻発のe-taxなんです。
ヘルプの対応もTHE・お役所仕事です。
正直、時間的にも労力的にもお金的にも紙がおすすめですw
e-taxが成功&失敗したパソコンの環境
e-taxが成功したパソコン環境
- windows10
- Bluetooth内蔵のパソコン(windows標準スタック)
- ICカードリーダー(スマホ)
e-taxが失敗したパソコン環境
- windows8.1
- Bluetooth外付けUSB(ブルーソレイユ、windows標準スタックとも失敗)
- ICカードリーダー(スマホ)
私は当初、上にあげた失敗した環境でおこなっていました。
もちろん、e-taxのための必要条件は満たしてますけど、3日かけても失敗し続けて、ヘルプの若い女の子のトンチンカンぶりにもイライラして、ほんと無理でしたw
条件満たしてて出来ないってなぜ?と思ったのでこの記事書いたんですが、まさに。
最終的にはwindows10でBluetooth内蔵のパソコンを新たに手に入れて(!)e-taxを完了しました。
たまたまパソコンは追加新調予定があったからよかったものの、本当に紙ですればよかった・・・と思いました。
Bluetoothを内蔵してるか確認
スマホをICカードリーダーとして使うなら、スマホとパソコン間の通信はBluetoothとなります。
そこで、e-taxをしようとしているパソコンが、Bluetooth内蔵かどうか要チェックです。
最近の既製品のメーカーパソコンはほとんど内蔵しています。
が、私のパソコンは自作パソコンだし搭載しませんでしたので、外付けが必要です。
というわけで、エレコムのBluetooth USBアダプタ(LBT-UAN05C2/N)を買ってきました。
USBを挿すだけで、Bluetoothが使えます。
(最終的に、結局これでe-taxはできませんでしたが・・・残念!)
Bluetooth接続はwindows標準スタックで!
外付けUSBでBluetoothを使用する場合、windows10の場合は、windows標準スタックを使うことになります。
上記ELECOMのマニュアルにもその旨が書かれていますので、手順に困ることはないでしょう。
注意すべきはwindows7、8、8.1の方です。
うっかりブルーソレイユをインストールなんかした日には、e-taxは出来ません。
アンインストールして、windows標準スタックを使いましょう。
ブルーソレイユを使用した場合のエラー
私はe-taxがwindows標準スタック以外受け付けないなんて情報を知りませんから、ブルーソレイユを使いました。
するとエラーが出て進めません。
どこでつまづいたかというと、まず、ICカードリーダーとしてスマホを使うのは、
- 公的個人認証サービス
- e-taxの申請
この2か所があり、それぞれ複数回にわたってマイナンバーカードをかざす場面があります。
まずは公的個人認証サービス(JPKI利用者ソフト)を使うときに、ICカードリーダライタ設定が必要ですが、windows7や8、8.1の方が、windows標準スタックでなくブルーソレイユを使った場合、このICカードリーダライタ設定ができないことがあります。
私の場合、「R/Wのタイプが不明です」というエラーが出てそこから先に進めませんでした。
ここでe-taxのヘルプに電話して確認したところ、「windows標準スタックにいれかえてください」という指示がありました。
windows標準スタックでの動作確認はしているが、ブルーソレイユやcswといったwindows標準搭載以外のBluetoothのドライブの使用は、動作確認していない、つまり使用できないことがあるとのことでした。
実際ブルーソレイユを使っている利用者から、e-taxが出来ない旨の問い合わせが非常に多く、ヘルプの方も「ブルーソレイユは評判良くないですよ・・・大きな声で言えないけど・・・」と嘆いていました。
ブルーソレイユはユーザー数少なくないと思うんですけど、そうなんですね~
で、何のことやらわけ分からないね?と思いつつ、メーカーに聞けと言われて言われるがまま今度はBluetooth 外付けUSBのメーカーであるエレコムのヘルプに電話しました。
すると、単にブルーソレイユをアンインストールすればよかっただけでした。
windows10でないとe-taxはできない?
ブルーソレイユをアンインストールしたら、先ほどつまづいた「R/Wのタイプが不明です」というエラーは出ずその先に進むことができました。
公的個人認証サービスはクリアし、いよいよe-taxの申請・・・と思いきや、今度はそのe-taxの方で何度も「マイナンバーカードが読めない」だの「設定を確認しろ」だの「認識しない」だのエラーが多発・・・
もはやBluetooth君のせいで、ICカードリーダーとして機能できない状態でした。
ヘルプに電話しても、「それで出来ないならこれ以上お答えしようがありません」の一点張り。
おい~!
お役所仕事~~~!
そんな自分らでヘルプさえできないシステム作って納税しろと言われても困るんだよ~~!
とか言ってても自分が損するだけなので、結局別パソコンを新調して成功しましたw
しかも嘘のようにあっさりとできました。
つまるところ、条件を満たしていても出来なかった&同じwifi環境でwin10の別パソコンでは成功したということは、
- windows8.1ではできなかった
- Bluetooth外付けUSBではできなかった
- Bluetooth外付けUSBでも実はできたが、エレコムの当該商品ではできなかった
この3つのどれかが原因だったということになります。
だってネット環境は同じで、windows標準スタックはどちらも使用しており、スマホ自体は問題なかったわけで、パソコンのUSBの差し込み口が壊れている可能性も考慮して差し替えもしたのですから。
というわけで、来年またe-taxをするなら、この点に留意しようと思います。
余力があれば、上記3つのどれが原因だったのか特定してみようかな~