マイナンバーカードを5年間使ってみて感じたメリット・デメリット

私はマイナンバーカードを2019年頭に作りました。
作った一番の理由は「確定申告が楽だから」です。

今回はマイナンバーカードを作って、5年間実際に使ってみて感じたメリットとデメリット、実情を書いてみようと思います。

マイナンバーカードを作って良かったこと

確定申告が楽

私がマイナンバーカードを作った一番の理由はこれでした。
確定申告の時期に、込み合う窓口に行く必要が無く、自宅で手続き完了できます。

今までマイナンバーカードを使った確定申告を5回しました。
そして、本当に良かった!って感じられるようになったのは3回目の2021年の確定申告からかな。
2019年と2020年の確定申告は、システムもサポートもうんこ()だったので結局窓口に行ったりしたので笑

2021年からはスマホ一つで2時間以内に確定申告を完了できるようになりました。
その後もかなり改善されていて、2022年はスマホのみで1時間半、2023年はスマホのみで1時間でした。(ちゃんと測っているw)
なので、現在は本当にこれがメリットと言えます。

ちなみに確定申告なんて自分はしないと思うかもしれないけど、

  • ふるさと納税
  • 医療費控除

など、サラリーマンでもしなきゃいけなくなる時があるので、作っておいて損はないと思いますよ。
私も主に医療費控除でいつも確定申告してます。

住民票をコンビニで取れるの最高

引っ越しが多い方には、これはめちゃめちゃメリット。

私もそうですが、市役所の窓口にいちいち行かなくても、コンビニで住民票取れるのは楽です。
何かと必要な場面があって、引っ越し好きなのもあり笑、5回はコンビニで取りましたね。

まあ、コンビニで住民票取れない自治体もいまだにあるので、そうだったらご愁傷様です。

私も引っ越したとき一度そんな自治体で、普通にコンビニ行って取れなくて、そもそも対応してないと知りめちゃ驚きました。
これだけ国策でマイナンバーカード推進してるのに、自治体がそのメリットを消してるわけですから、早く整えてほしいですね。

マイナンバーカードを作って悪かったこと

暗証番号を管理できないなら面倒かも

悪かったことは特にないです。

強いて言うとすれば、色々な暗証番号系が多すぎて、きちんと管理していなかったり忘れたりすると、逆に手間が増えるかもしれないですね。ログインできない!イライラ!!みたいな笑

まあ、管理してれば問題ないです。
色々暗証番号があるってことはそれだけセキュリティが高いってことだし。

ま、今後情報漏洩とかされたら思いっきりデメリットになりますが、今のところ信用してます。笑

マイナンバーカードは時間のあるときに作っておく

実際にマイナンバーカードが必要な場面になってから作ろうと思っても、一か月とかかかっちゃうので、時間のある時に作っておいた方が吉です。

コロナの10万円給付の時が象徴的でした。

マイナンバーカードを既に持ってる世帯は、スマホ一つで手続きが終わりスムーズに口座振り込みされてました。
が、作っていなかった人たちは市役所の窓口におしかけて密になって手続きして確認も振込も超遅くてイライラして・・・という状態。
役所が遅い!って言ってるけど、いやいや国は数年前から作ってね、って言ってたからね。

とにかく、いざという時にこんな事態にならないよう、平常時に作っておいた方が良いです。

マイナンバーカードを作れば20,000円もらえる!

マイナンバーカード作成について、総務省がキャンペーンをしてます。

  • 新規作成で5,000円
  • 健康保険証としての利用申し込みで7,500円
  • 公金受取口座として登録して7,500円

合計20,000円もらえます。正確には20,000円相当のポイントです。
私は既に「新規作成5,000円」の方はもらってますが、残りの15,000円も今回すべてペイペイでもらいました!

  • マイナンバーカードの申込期限は2022年9月末
  • ポイントの申込期限は2023年2月末→9月末まで延長

まだの方は早めに手続きしちゃいましょう。
マイナポイントの申し込みはスマホから5分で終わりました。

総務省公式サイトはこちら

マイナンバーカードは作るとしても、健康保険証と公金受取って?って感じですが、私はこれもかなり便利だと思います。

健康保険証として利用すれば医療費控除がめちゃ楽

マイナンバーカードは健康保険証として利用できます。
健康保険証としての登録は、スマホからマイナポータルで30秒で終わります!

マイナンバーカードを健康保険証として利用していれば、2023年の確定申告から、2022年1~12月分の丸一年分の医療費控除の情報を簡単に取得できるんですよね。
毎年なにが面倒かって、医療費の計算するのが面倒!
これを一発で出来るなんて最高。

2021年9月分から取得できるようになったのですが、2022年の確定申告では中途半端だったけど、2023年はフル活用できますよ。

(追記)

これ、2023年の確定申告でやったけど感動しました。なんて便利なの。
一応、今までどおり領収書取っておいてエクセルに入れてるデータと突合しましたが、ちゃんとあってる!

なお、医療費控除の対象になるようなメガネの作成とかは入ってなかったので(保険証使ったものでなく実費なのでね)、そういうものは自分で管理して合算する必要がありました。

とにかくこの機能は神!

公金の受け取り口座の登録

事前に登録しておけば、以下の受け取り等に使えます。

  • 緊急時の給付金、支援金
  • 年金
  • 児童手当
  • 所得税の還付金

私は2022年の確定申告時にすでに登録して、所得税の還付金を受け取っています。
その後、生活費口座でないネット口座に変更登録し、毎年の所得税還付金をお小遣いとして貯めてます笑
登録も変更も、スマホからマイナポータルで30秒で出来るので簡単ですよ。

おわりに

マイナンバーカード、5年間でけっこう利用機会があり、活用してます。

今後も、医療費控除の計算が楽すぎて確定申告では必ず使うし、住民票取得場面でも絶対使うし、活用しない手はないです!
まだの方は、キャンペーン中の今のうちに手続き済ませることをおすすめします。