MMDを高画質にするためのエンコード方法の忘備録。
ニコ動による自動エンコ後に高画質(1920×1080、60fps、3GB以内、6000bps)となる前提で記載してます。
間違えている可能性あり&詳しい人が見たらアレかもです、怒らないでね。
最新の動画の投稿制限(条件)
・ファイルサイズ上限:3.0GB ・ビットレート上限:無制限だけどエンコで6000bps以下にされる ・解像度上限:4096×2160だけど最大で1920×1080にエンコされる |
プレミアム会員(月540円)と一般会員(無料)の差は、画質に関してはありません。
ニコ動側での強制エンコ後の高画質動画基準
・6000kbps,5000kpbs,4000kpbs,3000kpbs,2000kpbs,1600kbps,1200kbps,1000kbpsのいずれか ・60fps以下 ・1920×1080 ・30分未満 ・音声は192kbps, 128kbpsのいずれか |
上記強制エンコに合わせた投稿が現状の最高画質なので、条件を満たすよう投稿動画を作成する。
高画質に強制エンコされるのための最適な投稿動画の条件
・3.0GB以下 ・6000kbps以上 ・60fps ・1920×1080 ・30分以下 |
MMDから1920×1080・60fpsで未圧縮avi出力
まずMMDから出力する時は、1920×1080の未圧縮で出します。
上下に100ずつ黒帯にする人は、1920×880で出力してもおっけー。
AviUtlでの編集
- 解像度は1920×1080
- フレームレートは60fpsのまま
- ノイズ除去フィルタ適用(NL-Means-Light for GPU TypeC)
- 色変換の出力BT.709
AviUtlで1920×1080・60fpsでmp4出力
拡張×264出力GUIExで下記の設定でmp4出力する
- 自動マルチパス 高速1passじゃなくてnul出力を選択
- 音声ビットレート320kpbs
- 映像ビットレート30,000kpbs弱くらい
- プリセットのロードは速度slowerでプロファイルhigh
- AQモードVAQでAQ強さ1.00
- レート制御先行探査フレーム数60
- Psy-RdはRDO1.00
- 動き予測はアルゴリズムUneven Multi-Hexagon、サブピクセル動き予測10、参照距離5
- レート歪み最適化All
- 以上で1.2GBくらい
その他注意事項
- MMEを控えるのはあまり意味がないので使ってOK
- カメラモーションを工夫する(振りやズーム多用しない)
以下は読まなくても良い、2016年くらいの旧エンコ方法忘備録です。
旧エンコード方法【100MB】
・ファイルサイズ上限:100MB ・ビットレート上限:無制限 ・解像度上限:無制限 |
旧方法では、製作者の意図したとおりの動画がそのまま投稿できた。
MMDから1920×880・60fpsで未圧縮avi出力
- 上下100ずつ黒帯にするので1920×1080だけど1920×880で出力
AviUtlでの編集
- 解像度は3分の1の640×360に縮小
- フレームレートは60fpsのまま
- 上下黒帯再確認
- ノイズ除去フィルタ適用(NL-Means-Light for GPU TypeC)
AviUtlで640×360・60fpsでmp4出力
拡張×264出力GUIExで下記の設定でmp4出力する
- 高画質自動マルチパス
- 音声ビットレート256kpbs
- 映像ビットレート2000kpbsくらい(100MB以上になると勝手に下げてくれる)
- 以上で99MBくらい