あゆの暴露本が出ましたね~!
著者は小松成美さんという方みたいですが、ものすごいやっちまった感。
20年来の元ファンだった私はとっても嫌な予感がしました。
テレビやネットでバッシングというか、自己陶酔してるあゆ、と軽蔑されている様を見るのはなかなか辛い。
そんないち元ファンのグダグダ感想です。
暴露本の第一印象
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正直、坂上さんのバイキングとか見たけど、出演者たちみんなに小馬鹿にされてる感じで、にやにやと読み上げられ、笑われ、私も苦々しい気持ちで見ていたものの、あまりに陳腐でポエムすぎてもう笑ってしまいました。
こういう扱いされるってこと、あゆは分からないんだなあ~本当に残念だな~って思ってしまいました。
お金が手に入れば、自己顕示欲が満たされれば、なんでもいいんだなあ。
今のあゆは好きでなくとも、思い出と共にあゆの曲を今でも大事にしてくれていたファンの気持ち、思い出さえも平気で壊すんだなあ。
自分の過去の栄光さえも、汚してしまうんだなあって、情けないし悲しいし、今後についてもあゆについてはもう諦めの境地になってしまった。
20年来の元ファン
私はあゆのファンでした。
あゆの全盛期、すべてのアルバムやシングルを持ってますし、ファンクラブも入ってたし、毎年ライブも行ってましたし、あゆの写真集など出版物も全部持ってるし、軽自動車にAマークつけてましたw(若気の至り)
現在は特にファンではありません。
原因は色々ありますが、あゆの言動が見るに堪えなくなって辛くなったのが大きいです。
あゆのファンと公言することが、恥ずかしくなったからです。
あんなに好きだったのに、自分がそう思うことが、とても悲しかった。
でもやはり無理なのです。尊敬できないのです。
例えば、2017年6月のしゃべくり007での言動が・・・お、おう。
大声で下品に笑って手を叩いたり、ブリブリぶりっ子したり・・・
色黒年下男子?スタッフ?をずらずら引き連れている様も受け付けません。
年齢相応の品のいい女性でいてくれることを期待しましたが、今のあゆは品がない。
10代、20代前半までは、それでもいいと思うのです。
若さゆえ、元気いっぱいやんちゃしても。
でもアラフォーで立ち居振る舞いが雑で知性がないと、残念だし、尊敬できません。
生き方が見えてしまって、引いてしまう。
ファンだった若い子たちも、年齢を重ねて、人生経験重ねて、人を見れるようになったり、年相応に落ち着くのです。
なのに過去で止まってしまっている今のあゆを見ているのはとても悲しい。
私はもう見ない、というか見るに堪えないので目を逸らすことにしました。
そして、心に響く歌が無くなりました。
私が最後にファンとして買ったアルバムは、2015年4月に発売されたA ONEです。
相手はエイベックス松浦会長と言われても
ファンだったら、松浦社長と何もないわけないよね?という認識はありました。
でもそれをはっきりあゆ自身が付き合ってました、って実名を出して今言うことに、何かメリットはあるんでしょうか?
歌の世界観を壊さないことよりも、ネタばらしをすることによる話題性が欲しかったことと承認欲求ですよね。
Mが松浦さんだったって名言されても、気持ち悪い以外の何物でもない。
曲の中の君とかあなたって抽象的であって、みんなそれぞれ、自分の思いを投影して共感しているんでしょ・・・
もちろん、あゆの様々な恋愛や具体的な彼氏が元になっているのは百も承知だし、いろんな恋愛をしているからこそ、共感を呼ぶ素敵な歌詞が書けるんだと思う。
けどそれが、愛しい君は松浦会長だよって!
そういう暴露は気色悪い以外の何物でもないし、曲聴いても会長の顔が出てきて無理すぎて鳥肌が立ちます。
一気に曲が、みんなの歌からあゆだけの歌になって、ドン引きです。
もとよりあゆだけの歌だって言われればそれまでですけどね。
申し訳ないけど、せめて、あゆの恋愛の曲で顔が見える相手として、長瀬君だから良かったというのは相当にあります。笑
それが、あの・・・
少なからず、付き合ってたとか愛してたとか暴露すると、性的な意味合いが出てくるわけだしまじきついです・・・
あゆにとっては唯一の運命の相手として美化されてても、世間的には・・・
しかも歌手とプロデューサーって定番すぎるし枕営業って思われるよね。
あ~お気に入りだったから売れたのか~って思われるよね。
あゆ、枕営業が事実じゃないとしても、そういう目で世間から見られるの、分からないのかな。
色物扱いされて、ネタにされて笑われるって、分からないのかな。
分かってて、それよりも、お金の方が大事なの?
プライドより、自分を見せびらかす気持ちよさが勝ってしまうの?
あなたの曲を大事にしてくれているファンの気持ちは、考えてくれないの?
それとも、こうやって賛美されて批判されて満足なの?
やっぱり批判は聞かないの?
そんなに自分を下げなくていいのに、下げてることすら分からないなら、本当に悲しい。
自分を大事にしてほしい。
松浦会長との恋と聞いて、すぐ思いついた曲
私は松浦会長と付き合ってた、身を滅ぼすほど愛したと聞いて、すぐピンときた曲があります。
さっき挙げた2015年4月に発売されたA ONEに収録されていた、Storyという曲です。
これ聞いた瞬間、え、不倫?結ばれない恋?って思ったけど、この暴露本でこの曲の相手って松浦会長か~!ってすぐ思いました。
そういう具体性、まじでいらないんだけどね。
笑顔ですれ違うよ 知らない同士のように
背中で見つめ合いながら 君に幸あれとお互いに
この次の人生で 生まれ変わった時は
誰よりも早くお互いを 見つけ出して見せるからねと
笑って
話題になっているのは、全盛期の曲が全部松浦会長を思っての曲か・・・
そういう暴露いらないよ・・・
って部分ですが、この2015年に出したStoryも松浦会長を思ってる感じだし20年引きずってるんだね・・・
松浦会長も一緒に作った本
この暴露本を出したあゆ(著者は小松さんですが)に対して、松浦さんの今の奥さんはどう思うか考えないの?既婚者に対して配慮無いわ~、ありえない、という批判があります。
でもこの暴露本、松浦さんの許可も当然取ってあるし、というか、あゆと松浦さんと作者が何度も打ち合わせて作られ、ゴーサインが出た本ですよ。
なのであゆが一人で暴走したわけでなく、松浦さんも一緒に暴走しています笑
松浦さんの奥さんへの配慮は、松浦さんが判断すれば良かったわけで、最終的に本を出すと決めたのは松浦さんとあゆなので、あゆだけが批判されるのは違いますね。
よくありますよね、不倫でなぜか独身の女性側だけが批判されるパターン。
え?そもそも妻がいて不倫してるのはその男じゃね?みたいな笑
どっちもダメだよね、というのが本当です。
みんなの思い出を容赦なく壊す
あゆにとっては、もう20年も前のただの過去かもしれない。
今、話題になればいい、儲かればいいと思ったかもしれない。
「あゆの曲」かもしれない。
でも曲って、聞いてくれる人が、その人の色んな出来事と共鳴して、共感されて初めて意味を持って、大事に歌い継がれていくんだよね。
そういう、世間のたくさんの人、ひとりひとりが、あゆの曲とリンクさせて大事にしている思い出を、あゆはこの暴露によって平気で容赦なく壊したと思う。
あの歌の胸を焦がした相手は、電話の回数を数えた相手は、キスの相手はマサだよ~んって言われると、今後あゆの曲を聴く時に、松浦さんの顔が出てきてマジで本当に気持ち悪いんだけど。
見る目変わってしまった。
曲の価値も暴落させてしまった。
あゆがファンに向けて書いてくれた曲もいっぱい知ってるし、一人じゃないよって歌ってくれてる曲も知ってるし、それで感動したり背中を押されたこともあるけど。
でも、やっぱりどうしても、あゆは自分が一番の人なんだと思う。
どんなにファンが大事だよってポーズをとっても、自分みてみてみてみて!って人。
そういう嫌らしさが見えてしまって、そこが、あゆが嫌われる人間性の部分だと思う。
あゆが本当にファンが大事って思ってるなら、こんな暴露本は出せないし、出すべきでないと判断できると思うから。
やっぱり、自分が一番なんだね。悲しい。
その姿勢でいる限り、また歌姫として復活することも無いと思う。
安室ちゃんへの猛烈な対抗意識
自分の美学を貫いて、引退する人もいるよ。
でも私は歌う。
って書いてるけど、こういうのが、余計なんだよ~~~あゆ・・・
涼しい顔して、かっこいい曲歌って、歌で結果を出せばいいだけだよね?
そうすれば、周りも評価してくれるのに。
どうしていちいち、自分はこう!って主張しちゃうの?
どうしていちいち、マウンティングしないと気が済まないの?
こんなこと書いても、あ~安室ちゃんに負けて悔しいんだね。
対抗手段がこの暴露本なんだね。
としか思われないよ・・・
ごめんけど本当、安室ちゃんはかっこいいと思う。
批判を黙らせるくらいの、実力があるから。
生き方があるから。
身を滅ぼすほど愛した、の意味
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身を滅ぼすほど、一人の男性を愛しました
の意味について、身、滅びてないよね?大げさwお得意のポエム~~~!みたいな批判があるけど笑、正直、私は分かるな~って思う部分があります。
ただの私の想像でしかないけど、あゆは本気で好きな人(松浦会長)と結婚し、子供を産んで、家庭を作るという夢があった(ここまでは本に書かれてる)。
でもそれが叶わなかった。
その後、誰と付き合っても、結婚してみても、満たされないんだと思います。
実際あゆは結婚離婚繰り返しているし。
その後付き合った彼氏や旦那になんて失礼なんだ!とか色々批判はあると思うけど、こればかりは運というか巡りあわせというか、もうどうしようもないんですよね。
これが身を滅ぼすの意味かな~と思います。
結構女性ってこのパターンの人いる気がします。
一番好きな人、大恋愛をした人と結ばれたら、それは幸せですよね。
でも意外と、大恋愛ではなかったけど結婚してそれなりに幸せ、一番好きだった人との恋は破れて二番目に好きな人と結婚した、みたいな女性もいる気がするのです。
もうあの人以上好きになれる人はいない、彼以上の大恋愛はないなって思いながら、別の人と結婚したり。
大恋愛した彼にはもう妻子があるし、どうこうしようとは全く思わないけど、一緒に生きたかったという気持ちはずっとあったりね、思い出として。
でもそれを実名で世間に暴露するのは、絶対ダメだと思う。
美貌も地位もお金も手に入れてきたあゆだからこそ、一番欲しい愛が手に入らないというむなしさ、無力さ、孤独は、より強烈にあるんじゃないかな~って気はしますね。
言い方がポエムなのがアレなんですが、この点については、案外共感できる女性はいるように思います。
ちなみにちょうど今わたし、パリに旅行するから予習としてベルサイユのばら読んでるんですが、マリーアントワネットとかね~まさにこのパターンだな~って思います笑
美貌も地位もお金も持ち腐れるほどあるのに、夫(ルイ16世)を全く愛せない!という笑
本当に愛したくて愛されたくて、でもそれは立場的に叶わなくて許されなくて、虚しすぎて苦しむ感じ。
ひとつのエンタメコンテンツとして見る
そんなわけで、いち元ファンとしても、こんな暴露いらんかったわ、って思います。
ただでさえ、あんなに昔好きだったあゆの現在は直視できないのに、さらに失望させられて、軽蔑してしまって、辛いです。
大好きだったからこそ、すっぱり全盛期で引退しててほしかったと思うくらい・・・
でもこの暴露本、なんか意味ある?利点ある?って冷静に作り手側のことも考えてみました笑
メリット
まずはメリット。
恥も外聞も捨てるほどのメリットってなんだろう?
- 暴露本が売れて大金が手に入る
- 話題になってエイベックスの広告費が浮く
- 興味本位であゆの過去の曲を聴いてみる人により収入になる
- 将来的に映画化されて、主演をあゆ本人がつとめてお金になる
- 映画主題歌をあゆが歌ってお金になる
- あゆの自己顕示欲が満たされる
- あゆが墓場まで持っていくことに耐えられない、という気持ちから解放される
- あゆと松浦会長自身が、懐かしい思い出を振り返る出版のための共同作業が楽しい
う~ん、ほぼ、お金ですね。
発売前はテレビをにぎわせましたし、2019/8/1の発売日から今(8/3)までずっとAmazonで1位ですし、というか現在既に一週間の入荷待ちなんですね。
確かに話題になって売れているでしょう。
あとはあゆの欲が満たされたり楽しいということも、メリットなのでしょう。
デメリット
一方のデメリットです。
- 暴露という手法って人に軽蔑される
- 過去の栄光に、あゆ自身が泥を塗ってしまった
- 暴露本を出して稼ぐ人間、ということで人間性を疑われる
- ファンを失望させる
- あゆの曲とリンクしていた人それぞれの思い出まで壊す
- 曲の価値を暴落させる
- 今後、ツアーで曲を歌いにくくない?
- 一般人も、カラオケで曲を歌いにくくない?
- ますます「浜崎あゆみ」がイロモノとして見られる
メリットはお金のため。
でも、お金では決して買えない大事なものを失いすぎている気がします。
周囲が何と言おうと、雑音で片づけてしまって、本気で忠告してくれる声さえ聞こえないのでしょうか・・・
自己顕示欲や、自己陶酔、「浜崎あゆみ」という商品に対しての客観的な視点やニーズを読む力ががないというのは致命的かなあ。
「あゆをどうにかしてください」への松浦会長の答え
この暴露本、松浦会長と調整済みですよね。
つまり、数年前、あゆのファンがあゆの凋落ぶりを見かねて、松浦会長のツイッターに「あゆをどうにかしてください」と切実に懇願したことへの、ひとつの答えとも取れます。
これが答えだとしたら、そういうことでしょう。
松浦会長は、あゆを歌手として再度咲かせることに注力する気はなく、あゆの栄光を守る気もなく、コンテンツとしてお金になればもう何でもいい状態になっているのかもしれません。
残念すぎて本当に悲しいです。